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zoom RSS ミクロコスモス《 Anniversary series》って何ですか? 〜その3

<<   作成日時 : 2017/02/16 08:33   >>

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今年のミクロコスモス《Anniversary series》では、
10月28日(土)にグラナドス「ゴイェスカス」の上演を目指して準備を進めています。
グラナドスは、今年生誕150年を迎えるスペインの作曲家です。

「《Anniversary series》って何ですか?」とのご質問にお答えして、昨年からスタートしたこちらのプログラムについてご紹介しております。

昨年2016年の《Anniversary series》は、5月21日に東京都北区の滝野川会館にて生誕150年を迎えたフランスの作曲家エリック・サティ(Erik Satie)の作品でコンサートを開きました。
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すでに公演が終わったチラシになりますが、このような演奏会でサティの150回目のお誕生日を作品を通してお祝いしました。

こちらの公演の準備を進めるにあたって、色々と調べてみると、あまり知られていないような生涯もみえてきました。

エリック・アルフレッド・レスリ・サティ(Erik Alfred Leslie Satie、1866年5月17日 - 1925年7月1日)は、
1866年5月17日にフランス北部の港町オンフルールで生まれました。
6歳の時スコットランド人の母が亡くなり、祖父母にあずけられカトリックの洗礼を受けます。
13歳の頃、父親がピアニストと再婚することになり、パリに呼び寄せられ、継母よりピアノの手ほどきを受け、パリ音楽院に入学。しかし、成績は芳しくなく、20歳のころ退学します。
その後はアカデミックな音楽の道には進まず、民衆の集うキャバレーのピアノ弾きとして生計をたてます。
そのキャバレー「シャ・ノアール」については、前回の記事をご覧ください。こちらになります。
その後、25歳で薔薇十字教団聖歌隊長になるのですが、後に決別し、38歳でスコラ・カントルムに入学し対位法を学び4年かけて卒業。49歳の頃、詩人コクトーと知り合い舞台音楽を多く手がけ、52歳の頃には革新的な芸術運動の一つダダイスムを唱える人々と交流しメンバーとなるのです。そして、パリで59歳の生涯を終えました。

こちらの本はサティのエッセイで、サティの世界観を窺い知ることができます。

卵のように軽やかに: サティによるサティ (ちくま学芸文庫 サ 32-1)
筑摩書房
エリック・サティ

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アカデミックな音楽教育を受けながらも、自ら外れ、またアカデミックな音楽の世界に戻っていったサティですが、宗教や哲学についても独自の見解を持ち、音楽や文章を通して表現をしています。

そんな、サティが晩年に書いた作品の中に「ソクラテス」という作品があります。
2016年の《Anniversary serie》では、こちらの作品を上演し、サティの知られざる一面をお送りしました。

交響的ドラマ「ソクラテス」 については、次回に続きます。

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