グノー「ガリア」~ミクロコスモス《Anniversary Series》No.3

2018年9月1日(土)上演の
ミクロコスモス《Anniversary Series》No.3。
来年生誕200年を迎えるフランスの作曲家グノーの作品を予定しています。

前回、オペラ「サバの女王」についてぼやいてしまいましたが、その他の演目としては、グノーの作品「ガリア」を予定しています。

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モテット「ガリア」 Motet“Gallia”は、ソプラノ独唱とコーラスとオーケストラ、そして、オルガンのために書かれた作品です。
1871年に作曲され、同年、ロンドンで初演されました。

1870年に普仏戦争が勃発し、プロイセン王国とフランスは戦うことになります。
翌年、パリに砲撃開始され、プロイセン王はヴェルサイユ宮殿で新しく樹立されたドイツ帝国の皇帝ヴィルヘルム1世として即位します。
パリは陥落し、ドイツ(プロイセン)に対する反発をフランス人に植えつけ、戦争は終わりました。

グノーの「ガリア」が作曲され、上演されたのは休戦調停が出された1871年。
テキストは聖書にあるエレミア哀歌から使用されているのですが、これは、直接プロイセンに対する非難はできず、あからさまに嘆くこともできない事情があったから、エレミアの書に示されているテキストを同じ状況であるフランスに当てはめて採用したのでは、とも思われます。
初演が本国でなくロンドンで、というのも納得がいきます。

このテキストに採用されたエレミア哀歌については、次回書いてゆきたいと思います。

合唱の練習は2月から池袋にて日曜もしくは土曜の午前にスタートします。
こちらも募集を始めます。
よろしくお願いします!